【2】西尾硝子鏡工業所の工場見学 磨き

以前の工場見学は「切断」でしたが、今回は「磨き」です!切断したあとの処理ですね。
西尾硝子では「切断+磨き」の加工注文を最も多くいただいています。
加工方法の中でもスタンダードなものになりますので、最後までご覧いただけますと幸いです。
ガラスを切ったままの状態は危ない

このような、切断しただけの状態の板を切り放しと呼びます。
ガラスを切断機で切ったままの状態(切り放し)なので、触れるととても危ないんです!
このままだと作業する際に危ないので、「磨き」などの加工を行います。
磨き加工は機械でも手加工でも行います

小さなローラーのようなものがたくさん並んだ1番と2番が磨きをする機械です。
西尾硝子には磨きの機械が2台あり、板の厚さで機械を使い分けて加工しています。
- 厚さ5ミリ以下の板 → 薄磨きの機械
- 厚さ6ミリ以上の板 → 厚磨きの機械

板を磨きの機械に載せ、四方を入れ替えながら磨いていきます。
この機械に通すだけで、ガラスの小口(縁の部分)が磨かれるなんて不思議ですよね!
ガラスを磨くとどうなるの?


磨きの機械に通したガラスが右側の画像です。
切り放しの時にあった小口面の光り方が違うと思います。わかりますでしょうか。
この磨き方を西尾硝子では「四方磨き」と呼んでいます。最もスタンダードな磨き方ですね。

この小口にツヤを出す「四方ツヤ磨き」という磨きもあります。
小口面が均等に磨かれ、透明感もあってより綺麗に見えます!
ガラスの小口部分が露出する場合は、ツヤ磨きをすることがあります。
西尾硝子では、
- 通常の4方磨き
- ツヤ磨き
ともに手加工、機械加工が可能です。
他に荒ズリという加工もあります

また、磨きとは異なりますが、「荒ズリ」というものもあります。
網(ワイヤー)入りガラスの小口面の加工でよく見られるものです。
こちらの荒ズリは、先ほどの磨きの機械ではなくサンダーを使用して磨いています。
ザラッとした手触りが特徴です。
小口の加工だけでもさまざまな方法があることをおわかりいただけましたでしょうか?
次回は「面取り」と「引手」についてご紹介していきます!
引手?なんだろう?と思われる方も多いのではないでしょうか。次回もお楽しみに。


